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元警官 中共警察の闇を明かす(2)

2012年09月28日
【新唐人2012年9月29日付ニュース】先日元重慶市公安局長・王立軍被告に15年の判決が下されました。しかし、王立軍が関与した法輪功学習者に対する生体臓器狩りの罪悪は中国当局によって覆い隠されています。近日、深セン市公安局の元刑事が香港で中国の軍と警察による臓器摘出を目撃したと証言しました。
 
中国大陸を離れて10年の歳月が経った今でも、張建華さんは中国で経験した数々のことが忘れられないと述べます。1994年、上司は容疑者黄世興を理由もなく射殺し、張さんもその死体に発砲するよう命じたそうです。その命令を拒んだ張さんは、後に粛清されたそうです。
 
深セン市公安局元刑事 張建華さん
「これは警察の一種の手段で、他の人をも巻き込むのです。あなたも死者に発砲したら一緒に殺したことになるからです」
 
1998年、深セン市龍崗(りゅうこう)公安局の警察が外部から来た人を送る途中、交通事故で38人が死亡。5000万元を使ってメディアを買収し、事件を隠したそうです。
 
深セン市公安局元刑事 張建華さん
「中央テレビ局などもみなお金をもらいにきました。工作チームを派遣してきました。5000万元ですよ。この事件は5000万元使って、局長もその座に座り続けました」
 
中国の死刑囚からの臓器摘出はすでに公然の秘密となっています。1998年、香港人の容疑者・陳龍在(ちんりゅうざい)が銃殺刑になった際、張さんは命の危険を犯して陳容疑者の弟を連れて処刑場に行きました。そこで臓器を摘出する恐ろしい場面を目撃したそうです。
 
深セン市公安局元刑事 張建華さん
「死体袋を開けると、血でいっぱいでした。袋に入れたまま手術をして臓器を摘出したのです。(死体)中は凹んでいました」
 
張さんは、法輪功学習者に対する生体臓器狩りも充分あり得ることだといいます。当局はGDPの4分の1を法輪功に対する弾圧に使っているほどだからです。拷問で殺しても自殺したと言えば済むので、どんな悪事でも憚ることなくできるといいます。
 
深セン市公安局元刑事 張建華さん
「法輪功に罪を着せるのはあり得ます。中国の法律は我々龍崗区にとって見れば、全く私的なものです。警察が人を殺しても犯人だと言って、銃をその人の身体の上に置くのです」
 
また、中国警察の闇については各界が注目し、罪のない人に対する殺しや法輪功学習者に対する生体臓器狩りの罪悪などを即刻停止するよう求めてほしいと呼びかけます。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 

 

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